第一部 -第二章- 相対するは

GM:ではサニー! 君はどこに行くんだっけ?

サニー:クラブ【バルドル】だったかな? 大丈夫、ちゃんとある?

GM:場所知ってんの?

サニー:それもそうか、情報屋に〈話術〉で訊くわ。

GM:独りで情報収集から訪問までやるなら難易度上がるよ、二手に分けて動くなら普通。

サニー:ルナ次第かな。別に自分は暴走率70%まで上げても良いし。

ルナ:じゃあ情報収集はコッチでやろうかな。次やることが明確でもないし。

サニー:お、助かりますー

GM:ほいほい、どう動く?

ルナ:オールバック帯刀眼鏡のお兄さんが知ってたりしませんかね?

サニー:サブメンバーみたいになってて笑うわ

ラーヴァ:いつもの

GM:では本日オフのリの人がやる気出してくれるかどうかで〈話術〉か〈幸運〉! 共に12!RP次第で下がるかも

ルナ:〈話術〉、【コンセ】4で判定するよ。

ルナ:50% (コロコロ…) オッケー、【自制】。

ラーヴァ:……あ! すまん! 前回50%振ってないわ! 今振ります。

GM:ええでー

ルナ:じゃあ進めるでー「今仕事でそのクラブを探してるの、心当たりはないかしら。あ、これは貸しでいいわよ」

カゲ(NPC):「おいルナ。お前、僕を便利屋か何かと勘違いしていないか? ……チッ、まあいい。丁度近々お前とお前の連れの奴らの力が借りたかったところだったんだ。お前から振った話だ、無理だとは言わせないからな?」 はい、では影っぽい人は半ギレでヨルムンガンドに声かけてくれて場所がわかりました!

ルナ:「やっぱりツンデレね。ありがとう、助かるわ。ニコたちにも伝えておく」

GM:そこはテセウスのナワバリともスヴァルトのナワバリとも違う、ある種の無法地帯になっている区画ですね。とあるマフィアの息がかかっているその区画はラグナロク以降急速に発展し、現在は一大歓楽街化している様子。【バルドル】もそこにあるようです。

デストロイドファミリーっていうんですけど

サニー:んー……w

ルナ:なるほどなあ……

ラーヴァ:はえー

GM:まあ大っぴらにドンパチとかしなけりゃ怖いお犬様とか出てこないから大丈夫だよ! 人を法で縛るのは嫌いなんだぁ……らしいし!

サニー:お、おう……

ルナ:キミアウトローですもんねえ……

ラーヴァ:草

サニー:いや、売られた喧嘩で出てくる可能性が、ね?

ルナ:とりあえずサニーに通信で共有するヨ

サニー:じゃあそれを聞いてぷらぷら向かいます『サンキューレディ、行ってくるわ』

ラーヴァ:よろしくぅ!

ルナ:『どういたしまして。私じゃ入れないし、頼んだわよ』

GM:はーい、特に問題なく【クラブ・バルドル】の前にやってきましたね。細長い木に十字架の様に張り付けられて項垂れている男性のシンボルマークが看板に刻まれている。
店の前にはガタイのいい黒服の兄ちゃんが二人立っていますね。

サニー:成程? まぁ普通に声かけますよ 「よぉ、人捜しに来たんだけどよ、少しいいか? 勿論金と時間もあるぜ」

黒服(NPC):「……当クラブは会員制につき、会員証を持たない方の入場は許されておりません」黒服のうち毛のある方が応えてきます。

サニー:毛のある方。

GM:もう一人はスキンヘッドです

ルナ:草

サニー:「成程? どちらの紹介なら貰える感じなんだ、こっちは【ルヴィ・ロード】ぐらいしか知り合いがいなくてな」 肩竦めます。

黒服(NPC):「当クラブ会員様より紹介された方にのみ、新たな会員証が発行されます。申し訳ありませんが、またお越しください」 禿の方の黒服は丁寧に、しかし威圧的に対応してくる。
ちなみにそのルヴィなんちゃらには反応しませんどうする? 処す?

サニー:処す理由が無いですねぇ。会員のツテ探すしかないかぁ 「オーケイ。それが分かれば充分だ。また来るぜ」

GM:男性二人は恭しく頭を下げて見送ってくれます。
……さて、サニー。〈幸運〉判定をどうぞ。

サニー:宣言無しで

GM:おk

サニー:(コロコロ…) 5!

GM:はい、ではバルドルのある通りを後にしようとした君に、声をかけてくる女性がいる。

???(NPC):「……会員証、欲しいの?」

サニー:振り返って外見を確認します。その上で断ろうかと思うけど、いい? >PLs

ルナ:まかせますよん

サニー:サンクスです

ラーヴァ:こちらもサニーくんに任せるぞい

GM:そこにいたのは長い青髪を無造作に垂らした、何処か不健康そうな雰囲気の女性です。帽子を被っているのでその顔はよく見えませんが、目の下にくっきりとクマがあることを認識できていい。

サニー:あー……サンクスでーす。

ルナ:賢いアオちゃんきちゃったかー

ラーヴァ:賢いアオちゃんは草

サニー:「あー、欲しいぜ。だから今からアテ探すところだ。じゃあな」 返答してから去ろうとしますけども

青髪の女性(NPC):「……持ってるけど、会員証。欲しかったら交渉次第ではあげてもいい」 そういって、彼女はポケットから黒いカードを取り出します。そこには先ほどの看板と同じシンボルマークが刻まれている

サニー:「……成程な? 何して欲しいんだ?」 警戒はします。怪しくはあるし

青髪の女性(NPC):「そりゃお金でしょ。これだけあれば譲るわ、元々あそこ私の趣味じゃないし」 そういって、彼女が提示してきた額は、ギリギリ君が払えなくもない金額ですね。今回の卓中は今後素寒貧で行くことにはなるけど無判定無消費で手に入れてもいい

サニー:素寒貧でクラブに行く意味がないんだよなぁ……

GM:もし交渉なら、〈話術〉12か【因子ダイス】1です。ただしRP込みになるね

サニー:「5万まからねぇか? てか、ブツで一部払ってもいいか?」 消費アイテムじゃダメすか。バーサーカーとマグタフのふたつ渡すつもり

GM:そうね、もうアイテムになっちゃってる因子は1/2の価値があると処理します。

サニー:じゃあ渡しまーす

青髪の女性(NPC):「……まーいいけど。じゃ、交渉成立ってことで」 では、彼女は君に黒いカードを手渡してくる。

サニー:「助かるぜ。そういう商売か? 上手いな」 受け取ります

GM:おk、では君が物品の授受をした際に、彼女の右手が君の手に触れました。それ自体は特段不自然なものではありませんでしたが、君は彼女の手首に【無数の自傷跡があった】のを目にしました。

サニー:「へー……なぁ、ついでにひとつ質問いいか?」

青髪の女性(NPC):「……何?」 青髪の女性は金とアイテムをポケットにつっこみながら不機嫌そうに返事をします。

サニー:「【ルヴィ・ロードをイかせた奴】を探しててな。詳しい奴知ってたりしねぇか?」

青髪の女性(NPC):「……誰それ? 有名人?」

サニー:「ああ、超有名人だ。その超絶テクを知りたくてあの店に入りたかったってわけでな。知らないならそれでいいんだ」 嘘は言ってねーぞ

ルナ:いや言い方よ

青髪の女性(NPC):「あっそ……ああ、でもあの店なら知ってる奴いるかもよ、何せあそこは上の奴らのたまり場になってるようなとこだから。今日とか【上の超でかい企業の偉いさん】とか来てるみたいだし……じゃ」

GM:そういって、青髪の女性は消えていきました。

サニー:「成程な。助かるぜレディ」 クラブに戻るかー

GM:おk、会員証があるならば特に問題なく店内に入れるでしょう!

サニー:「また来たぜー」 会員証見せまーす

黒服(NPC):「! ……ようこそおいでくださいました。どうぞこちらへ」
一瞬驚いたような顔を見せた黒服たちですが、すぐに仕事モードに戻り、扉を開けて君を地下へと続く階段へと案内してくれます。

サニー:おじゃましますね。地下に降ります

GM:――君が豪華な装飾で象られた扉を開けると、中では煽情的な衣装を着た美しい女性たちがスーツ姿の男性客を接待をしていた。煌びやかな店内には香が焚かれているのか何とも言えぬ香りが漂っており、もし君が肉の身体を持っていたならば、脳が正常な働きをしてくれることはなかっただろう。……尤も、君は人ではないわけだが。

サニー:体内に香が残るだろうしダディにサンプル解析して貰って、くれあくしてもらおって思いました。というかクラブとかも情報でしか知らんだろうしなぁ

GM:……そして、店内の最奥にあるひと際豪華な席に、多くの女を侍らせた一人の男が座っていた。彼は既に大分酒が回っているようで、女性に粗相を働こうとしては窘められ、その度に小さな笑いが周囲に響いている。

女(NPC):「もー、【シミズ】さんったら~、ここはお触り厳禁ですよ~?」

シミズと呼ばれた男(NPC):「へへ……」

GM:そんな会話が聞こえてくるね。

ルナ:あ、確定ですねえ……

ラーヴァ:あらぁダニさんこんなところに

サニー:チキンが話しかけられたりとかはしない感じで?

GM:ないね~女の子たちとの会話に夢中になってる感じですね。

サニー:んや、従業員に

GM:チキンはそうだね、ちょっと入り口周りの店員が君をじろじろ見てざわついている気がしますね。
ただ、香のせいか店内でも余り君の方に関心を示す人はいないね

サニー:これ人間組が行ってたらどうなってたんだ……

ラーヴァ:即落ち2コマ?

サニー:シナリオの将来性的にも誰も得しねぇ>即落ち

ルナ:さすがに〈耐久〉判定くんくるやろ(震え声)

GM:まあぶっちゃけ効果あるの【大人の男性】だけなんで誰も喰らわないだろうね

サニー:成程ね。んで誰も話しかけてこないなら奥の方に行こうかな。

GM:おk、なんか男性店員が蚊の鳴くような声であの、そ、その……みたいな感じで声かけようとしては躊躇してを3回くらい繰り返してました。

サニー:モスキート音は機械音でフレンズなので気にしません。シミズのとこまで行きます。

ラーヴァ:草

謎の女性(NPC):「……お待ちください。シミズ様に何か御用ですか?」
と、君とシミズを遮るようにパンツスーツ姿の女性が現れる。どうやら彼の警護の者のようだ。

シミズ(NPC):「う~ん? ろうしたぁ~?」 

女性(NPC):「ご心配なく、すぐに終わりますので」
シミズがこちらの方を視点の定まらぬ目で見てきますね。そんな彼を庇うように女性は立ち、君に声をかけてきます。

サニー:「ああ、いやな、ちょっとだけ話がしたいだけだ。何かするってわけでもないし、そっちの懐を痛ませるわけでも無い。怪しいかもしれないが、別に今ここでハイドンパチなんてことは無い。必要なら持ってるもの全部渡してもいい。クレジット込みでな」
武装解除はするつもりで適当ぶっこきます。

謎の女性(NPC):「まずは用件を伺いましょうか」

サニー:「……人捜しだ。【ルヴィ・ロードを嵌めたヤツを狙ってる奴がいる】って話を聞いてな? そいつがそこにミスターを狙ってるかもしれない。
だからチキンとしては、その馬鹿を嵌めるために、そいつのターゲットに関して勉強したい。ま、チキンの依頼主様の慈善事業だ。その先どうするかまでは知らねぇよ」

謎の女性(NPC):「はぁ? 何を訳が分からないことを……」

シミズ(NPC):「……【ルヴィ・ロード】ォ~? ルヴィ~ル~ヴィ~ル~ル~ル~♪」

サニー:「いや、チキンだってわけが分からねぇよ。ただ、仕事は言われたとおりにやる。そういうものじゃないか?」 お、コイツ間違いねぇなって思いながら適当ぶっこきます

GM:……次の瞬間、シミズは目の前のテーブルに置いてあった冷や水を掴み、頭から被った。

シミズ(NPC):「……ああ――― なるほど――― お前が【サニー】か――――」

サニー:「おう」 待ってくれ、立ち絵出てきたんだが。

ルナ:そうきたか―――

ラーヴァ:やるねぃ!

サニー:説明を所望する! ファブルは最近読み始めたばかりなんや!

GM:最終章のボスキャラ的サムシングだから、楽しみに読んでくれよな。

サニー:はえー……

GM:シミズはスッと立ち上がると、天井に向けて拳銃の引き金を引く。雷鳴が轟くような音と共に、周囲に一瞬の静寂が包まれる。

シミズ(NPC):「お楽しみのところ悪いが――― たった今からこの店は俺が貸切る――― それでいいなぁ店長―――」

サニー:「上役さんはやる事が豪勢だな。儲かってんだな」

シミズ(NPC):「まあな――― 哀しいことに金だけは腐るほど持っているんでなぁ―――」
どこか楽し気なシミズを横目に店長と呼ばれたスーツの男性は狼狽しながらも他の店員に客を退出させるよう促す。ほどなく、店に残ったのは君とシミズ、そして女性の3人だけになった。

謎の女性(NPC):「……シミズ様、事態の説明を求めます」

シミズ(NPC):「見りゃわかんだろうがよぉポンコツ――― 【こいつが前に話した、ハガルの敵だ】――― 当然俺の敵でもある―― 後はわかるな―――」

サニー:「その感じ、そっちのお嬢様はカーボン製か?」

謎の女性(NPC):「……畏まりました、排除します」
女性はシミズの言葉を聞くや否や、両腕から高周波ブレードを伸ばし、君の前に構える。いつの間にかその【目】は君とよく似た無機質なそれに変わっていることだろう。

サニー:あー訊くまでもなかったわーって思ってます

シミズ(NPC):「さあて、お喋りニワトリ君――― 【俺と話がしたかったら、まずはこの女を黙らせてみてくれ】――― 全てはそれからだ―――」
そう言ってシミズは奥のソファに座り、ニタニタと君たちの様子を眺めるようだ。

サニー:「オーケーミスター。ポンコツなりに頑張ってみるぜー」

GM:ということで、戦闘でーす! ちなみに今回は【AE離脱が自動成功】します。

サニー:クソつよって書いてあるなぁこれ……

GM:【強度感知】は同類ってこともあるので補正+3上げましょう

サニー:ありがとうございます。【コンセ】Lv4します。使用するのは〈察知〉

GM:おk、こちら対抗なし

GM:HP25PP40 防御4抵抗4行動値6 武器攻撃3d6命中15回避11SS10
【高周波ブレード】だけでなく【電子ドラッグ】の発生装置と思しきアンテナがこめかみのあたりから生えてきている。

サニー:うえーつよい

GM:《イニシアチブ》!

サニー:〈行動値〉9です。

GM:〈行動値〉6です! ちなみにフィールドには【君と女性アンドロ、シミズの3人】がいます。【シミズが常時回避放棄状態】です。

サニー:ほーん、暴発したらゴメンね!

GM:カモーン!

サニー:可能ならば1ターンキルしたい、できなかったら【悪運】切るまであるかな……
よし、武器攻撃・【ダメコン】Lv10・【バーサーカー】・【ブースト】Lv1! 対象アンドロ!

GM:回避【コンセ】5エンド

サニー:【判定バースト】Lv2追加、END

GM:ムリー

サニー:(コロコロ…) うーん出目腐ってる

GM:(コロコロ…) 通常命中ですねぇ。

サニー:まずあじ ……(コロコロ…) 倒すのにダメージ2足んねぇ!

GM:23ダメージ! 気絶判定 (コロコロ…) 気絶!

サニー:こっちも70%の処理を…… (コロコロ…) うぇっ!? 【暴発】!?

ルナ:まずいですよ!?

GM:これは1d4でいこう。1鶏 2アンドロ 3シミズ 4シャンパン

サニー:ありがとうございます (コロコロ…) ごめん! 【シミズ】に飛んだ!

GM:おk、アンドロが【献身】、これは死んでない限り強制発動です。でも気絶しているので自動命中です。

サニー:把握です (コロコロ…) 11点!

GM:-5! 壊れました!

ラーヴァ:いいぞぉ

ルナ:ナイス!

サニー:あっぶねぇ……では机の上のアイスピックとボトルを掴んで殴り刺しにいきます。その途中でボトルの破片がシミズに飛んでいきます。

GM:シミズに飛んで行った破片でしたが、朦朧とした様子の女性アンドロの左腕がオートで飛んで行ってそれを防ぎます! ですが、その隙を突かれてトドメの一撃を受けてしまい、アンドロイドはその場で機能停止します。

シミズ(NPC):「おお――― やるねえニワトリ君――― 想像以上の腕前だ―――」
そう言いながら、シミズは自分のグラスに手酌でワインを注いでいますね。 

サニー:2本目のアイスピックをアンドロの首元に刺して、抜いて、机に刺して横に座ります。
「いやー、そっちも中々耳が早いようで? 全部知られてる感じだよなもう。注ぐか? そういう店だろ?」

シミズ(NPC):「おお、悪いな―――」 そんな感じで手にしていたグラスをぐいっと飲んで空け、君にグラスを向けてきますね。

サニー:ワインを注ぎます。礼儀とかは知らん感じで……あ、GM、この間にチキン内臓の通信端末で2人に通信繋いでもいいですか? PC側の発言は外部ミュートする感じで。機械のアドを利用する系鶏。

GM:構わんよー

ラーヴァ:いいぞぉ

ルナ:強い

シミズ(NPC):「言っとくが、俺にはガキ共のケツを追いかける趣味はない――― お前たちのことは【とある慈善事業家】が事前に教えてくれたのよ―――『カレン・アンダルシアとドルイド・ディアスを狙っている奴らがいる、そいつらはお前に必ず接触してくるはずだから気を付けろ』ってな――― だから、【待ってたんだよ、お前たちが来てくれる】のをな―――」 

ラーヴァ:移動中の車の中で窓にもたれながら聞いてますよー

ルナ:端末耳に当てながら拠点にもどってるかな

サニー:「へー。マジモンの慈善家がいたんだなぁ。暇なこった」

シミズ(NPC):「人間ってのはそんなモンだろ――― 同じ人間の俺にもわからない奴らばっかりよ――― さて、【監視】が堕ちたとはいえ時間が余りない――― まどろっこしい話はなしで行こうぜ兄弟―――」

サニー:「あー、やっぱり目付も兼ねてんのな。いいぜミスター、まずはお前の立ち位置を教えてくれ。ハガルに何が何でも命をかける男か?」

シミズ(NPC):「俺か? 俺はな――― 【おいたが過ぎて、ドルイドに絶賛飼い殺されている男】だ――― 尤も、昔の俺が何をしたのか俺ですらわからねえんだがな―――」
そういって、シミズは前髪をかき上げる。そこには【穴が開いていたと思しき傷跡】が見える。

サニー:「マズルから出てきた悪ガキでも通ったような穴だな?」 銃痕みたいですねって言います。勿論適当です。

シミズ(NPC):「へっへっへ、残念だがこれはお前の大好きな鉛玉とは縁のない穴だぜ――― ロボトミー手術って知ってるか? 脳みそに穴開けてなんやかんやするっつう、100年以上前の外界で流行った悪趣味な遊びなんだが――― 俺は、それをされて【物理的に一部の記憶を削り取られた】のよ―――」

ラーヴァ:ひぇ

ルナ:ふえええ……

サニー:「あー、データだけは知ってるぜ。ダイナマイトレベルの大発明だろ? マジモンは初めて見たけどな」 さいこのたしなみ程度の知識

シミズ(NPC):「俺がやらかしたってことは覚えている、それがカレンに起因するものだってことも覚えている、でも、肝心の【やらかしの中身】だけはきれいさっぱり抜け落ちている――― まあ、順当に推測すりゃ【見てはいけないもの、知ってはいけないことを頭ん中に入れちまった】ってとこだろうさ――― それでも殺さねえのがドルイドのおやっさんの慎重なとこでもあり、臆病なとこでもあるんだがな―――
あいつの魂胆は容易に想像がつく――― 【俺が頭に穴を開けられるまでの数日間、何らかの形でその秘密を保持してるんじゃないか】って疑っているわけだ――― 完全に秘密の出どころを消し切ってから俺を片付けるために、ぼろが出るまで泳がせているんだろうさ――― 何せ機械以外は何一つ信用しねえようなイカレ爺だからなぁ――― 」

サニー:「成程な? まぁ、始末して足がつくより、ゼロが並んだ餌与えて手元に置いた方がってのは、賢い馬鹿な感じはするな。こう好きにさせればさせる程、餌をつっつくニワトリまで出てくるんだしなぁ?
で、ミスター。残してる可能性はあんのか? あと、ハガルと心中したいか?
さっきも言ったけどよ、チキンには雇い主様がいるのよな。そいつの機嫌次第だけどよ、別にチキンにお前殺す理由ねーぜ。潰すのは女と会社だけだからな」

シミズ(NPC):「待て待て、時間がないとは言ったが質問は一つずつにしろ、俺は丁寧な応対を心がけてるんだ―――
まずは後ろから行こうか、答えはシンプル。【一昨日きやがれ】だ―――何が悲しくて脳みそ弄られたしわくちゃに操を立てなきゃならねえんだよぉ俺が―――」
にゃにやと笑いながら、シミズは答えていく

サニー:「悪かった。そっちのペースで頼む」 両手ヒラヒラします

シミズ(NPC):「で、最初の質問の答えだが――― 【必ずある】。
持っているだけで奴さんに殺されかねねぇ、或いは奴さんを殺し得るようなお宝を簡単に手放すほど、俺は間抜けじゃねぇ――― つうか、それがなけりゃ端からこんな【計画】なんて立てねえよ―――」

サニー:「へー、賢いなミスター」

シミズ(NPC):「さて、今度は俺の質問タイムだな――― 簡潔明瞭にひとっつだけ行くぜ―――
……俺はこの【情報】を手に入れ、ドルイドを潰すつもりでいる。空いた席に座るのは、勿論俺だ――― お前ら、【俺に手を貸せ】や―――」

サニー:「1分だけ待て。依頼主様に確認を取るからな。さっきも言ったが、チキンはただの手足だ」

シミズ(NPC):「オーケーオーケー、好きにしろ―――」 

サニー:『相手への適切な返答内容を求めます』
おう、外部出力経由してないから丁寧語チキン君だぞ。聞いてたよねラーヴァちゃん?

ルナ:『…………』 足を止めて適当な電柱にもたれかかってラーヴァの答えを待ちます

ラーヴァ:『なんかその口調に違和感しか無いね。……正直、ボクは直でそいつに会ってはないから完全に信用できない部分はある。でも、内部のことを知っている人間がこちら側につくのは美味しいよね
だから、一つだけ聞いて……ルヴィ・ロードに対しての記憶を、感情を。それで判断する』
つまりこいつが姉に対してなんも無ければオッケーってことね。まぁこの際誰が狙ってるかはバレても問題ないでしょう。

サニー:『承知致しました。実行します』

ラーヴァ:嘘かどうかは今度あったときにでも判断しよう。

サニー:「……チキンテレパス完了だ。ひとつだけ確認したいとよ。【ルヴィ・ロード】に関してどう思う? どう感じる? チキンのお勉強のためにもそこ回答頼むぜ」

シミズ(NPC):「…………」

GM:シミズは無言で財布を漁り出し、一枚の赤いカードを取り出すと君に投げて寄越してくる。

サニー:キャッチします。

GM:――そこには、【ルヴィ・ロード公式ファンクラブ 会員No.2】と書かれているね!

ラーヴァ:はぁ!! 草!

ルナ:やっるー!!!

サニー:「……ファンクラブ? 会員……2? なんだこれ」 え、チキンはよく分かんないです
「追加質問だ。もしチキンが目の前でこれをふたつに分けた時、ここに拳銃があったらミスター、どうする?」

シミズ(NPC):「……【今はまだ】なんもしねえさ――― 全ては俺が社長になってからだ―――」 にやりと笑って返します

サニー:「成程な。ファナティックに手を出すとロクな事にならねぇんだよなぁ。ダディがそうだからな」 丁寧に手渡しで返します

ラーヴァ:『ふふ、はははっ……さいっこうだね!!』 採用!!ちなみにこれNo.1は……?

サニー:狂信者の集団かよこわ……ってチキンは思いました

シミズ(NPC):「へいへい――― あ~とはそうだな、会員番号一番はあんたの姉さんだったな――― こんなもんで信用できるか?【ニワトリ君の依頼主様】よぉ―――」
シミズは気持ち大きな声でサニーに、或いはサニーを介して声を聴いている誰かに語り掛けてくる。

ラーヴァ:実際ライブ会場とかに数万単位で集まって叫んでる集団だからね。ある種洗脳食らってますよ

サニー:「あー、大爆笑で採用通知飛んできたぜ。面接合格おめでとさん」

ラーヴァ:ボクは会員ナンバー0番目のファンだから

ルナ:おつよい

シミズ(NPC):「ご縁があったようで何よりだ――― それじゃあ、同盟結成と行くか――― 俺はドルイドの、お前らはカレンの首を取る――― そのために、お前らは俺に代わり、ハガルカンパニー本社の地下に広がる【伏魔殿】に潜り、【お宝】を手に入れてきてもらう――― 後戻りは出来ねえぞ、イカレ野郎どもぉ」

ラーヴァ:なんかまた物騒な名前出てきたぞ

シミズ(NPC):シミズは楽し気に語りながら、サニーにグラスを渡してくる。もう片方の手にはワインが握られているね。

サニー:「おうよ、ま、チキンは正常だけどな。ああ、空いてるぜ」 祝杯を赤色で満たしておきます。
「あー、ま、あとで洗浄すれば問題無いか。貰うぜ」 こっちも受けようかな

シミズ(NPC):「空気の読める男は好きだぜ、そういう奴は大体長生きできる――― それじゃ、俺たちの血塗れの未来に乾杯といこうや―――」

サニー:「そうだな、足下も手元も真っ赤な未来に、ってところか?」 鎖骨あたりの注入口開けます

シミズ(NPC):「違いねぇ―――」 にやりと笑って一息にワインを飲み干す

サニー:流し入れます

GM:―――かくして、君たちの前に伏魔殿への道は切り開かれた。待ち受けたるは吹雪の女王と破壊の王。君たちの未来にあるのは死か、殺シか……

ということで、チャプター1終了でーす!

サニー:これ、だいぶスキップしたのでは?

ラーヴァ:草

ルナ:またRTAかよぉ!

サニー:間違いなくPLがハイになった勢いでタップダンスしてる。

ラーヴァ:シミズさんご苦労さまです!!

GM:チャプター2行きますよー!


第一部 -第一章-   第二部 -第一章-