狂気の胎児殺人談 Prologue1 恐怖への探検

導入シーンを前に、そのセッション中のHP・PP上昇量を決める『コンディションロール』を行う。
今回は導入事に『コンディションロール』を行うスタイルを取り、まずはヨータのみが行った。
結果はHPが7、PPが9上昇。2d6の期待値以上と喜びながら、これを確定データとした。
そのあとに、シーン参加者が行う暴走率の2d6%上昇ロール『シーンチェック』を行った。出目は9。ヨータは喜びながら暴走率を上げていく。
また、あかりとサリア以外はGMの勧めによりコネクションを結ぶ。フレーバー的な物なのをいいことに「バナナのイラストを買った」「取材しようとして粘着した」など独自の関係性を結んでいく。

ゲームマスター(以下GM):ヨータから導入を始めましょう! 確認しますが、ヨータ、君は作家、それも恐怖をメインとしたテーマの作品を作っている物書きですね?

ヨータ:そうですね。【精神崩壊】の影響で、恐怖心が最高の感情と思うようになったので、それを表現するために小説を書いてます。

精神崩壊=この世界の超能力の根幹である『PSY因子』の暴走によって発生する精神異常のこと。だいたいはキジルシになる。
データ的なペナルティとフレーバー的なものの2種類があるが、ヨータの場合は後者。

GM:では、ヨータ、君はたまたま夜の外に出歩いていた事だろう。
その理由はなにかあったかもしれないし、何もなかったかもしれない。最近あった話だと恐怖に関する事をお互い語り合う友人が出来たぐらいだ。
さて、そんな君は今どこへと出歩いているかな?

ヨータ:近くのコンビニへ夜食買いに行きます。じゃが○こ……とか。ジャーマンポテト味食べたい。

GM:ふむ、では君はコンビニでじゃ○りことか買い、帰宅路を辿っていると、唐突に、女性の悲鳴……しかも聞き覚えのあるようなトーンが聞こえましたね。

『鋼鉄のユグドラシル』では、パラメータから算出される〈探索技能〉を基準値に、1d6で判定を行う。
【暴走率】という数値によって変動することもあるが、現在は影響なし。
この場合は、〈観察眼〉か〈察知〉の数値と1d6の合計値が、8以上で判定成功するという事になる。

ヨータ:〈観察眼〉、【コンセ】Lv3

【コンセ】もとい【コンセントレイション】は、固定値を使用したPP分上昇させるAE。最大Lv10まで宣言可能。この場合、〈観察眼〉に固定値を3足した状態で判定を行う。
現在固定値は補正込みで14。目標の倍以上の数値を出せば、大成功として因子ダイスや追加情報が貰えるため、それを狙っているらしい。

GM:OK、ではダイスロールをどうぞ!

ヨータ:(コロコロ…)19。恐怖を見逃すか、莫迦め

GM:大成功! では因子1つプレゼントー。君は恐怖を嬉々として見つける事ができたでしょう!
霧が深まっていながらも、その中央で一つの影が見える。その影は輪郭が定かではなく、人の形を取っている。
影は、片手にナイフを持っており……そのナイフは血に濡れているのがわかっただろう。
そして、その目先に、君の知人―――恐怖を語り合った事があり、今は子を孕んでいる女性の腹が、ぱかっと開いた様にしているのも、見えただろうね。

ヨータ:彼女はどんな表情を浮かべてますか?

GM:歪んだ表情です。
目に涙を浮かべており、口元はまるで揺れた線の様に歪んでいる。
笑っているのか、恐怖しているのか、苦しんでいるのかも定かではない、そんな表情です。

ヨータ:一見して生死は分かりますか?

GM:まだ生きては居る様ですね、ただお腹が切り開かれており血が大量に出て、中から肉の塊の様な物が見えるでしょう。
さて、そんな彼女を助けるか、それとも逃げ出すかはあなた次第です。

ヨータ:では、感嘆の息を漏らし、その様子を眺めてます。何もせずに、見ています。

あかり:即答w

サリア:最初の時点で何かがおかしかったんだよなぁ……

GM:ふむ、では何もせずに君は見続ける。
影はまるで君なんて眼中に無い様に、ナイフを構えた。女性はまだ身体を震わせている、身体が動かない……いや、動けないのかもしれない。
―――そして、一瞬。

「いっ……あぁっ……が、がぁ……」

そんな悲痛な声が聞こえる。
その一瞬で、影はそのナイフを女性の腹にあった肉の塊ごと貫いた事でしょう。
血が飛沫の様に溢れでており、どんな処置を施しても相当な事じゃなければ助からないだろうね。

ヨータ:〈知力〉16なめんな、そんなことは分かっている。だからこそ、何もせずに見ています。

GM:ふむ、では君は何もせず見続ける。
影は、ナイフから手を話すと、そのまま周りを見るようにキョロキョロと見回すだろう。
君を見ると一瞬動きを止めた様な気がするが、影は気にしないようにまたキョロキョロとしてるだろうね

ヨータ:彼女の表情をじっくり見たいなぁ。でも流石に命キケンだしなぁ……

GM:見る? 間近で見ても良いのよ?(ニッコリ)

ヨータ:よし、見る。少し近付いて、しゃがみ込んで見ます

GM:では、彼女の顔がよく見えるだろう。
その顔は先ほど描写したのに加えて、よだれを垂らしている。ピクピクと痙攣を起こしているが、やがてそれも止まるだろう。
加えて、その目が君を向いた様な気がしたが、どうすることもできないだろうから無視しても良いだろうね。

ヨータ:笑顔で手を振っておこう。

サン:おっ、ゲスゥー。

ヨータ:傷口も見ようかな。

GM:さて、では傷口を見ようとしたヨータだが。
気づけば影がしゃがみこんで、その肘で両足と顔の間に柱を立てて君を覗きこんでいるね。

影(NPC):「ジー……」

ヨータ:「ああ、お構いなく。明らかに僕に不利益があるか、僕に利益が発生する事がない限り、貴方の邪魔をする気はないです。こんな素晴らしい場面を作った方の邪魔をするなんて、出来ませんよ」
という感じで敵意がないことをアピールします。

影(NPC):「…………」
影は動かない、言葉を出さないが、いやそれとも出せないのか。

GM:さて、そんな所で影とコンタクトをとったヨータ。〈読心〉判定クローズドでどうぞ!

クローズド=目標値を開示しない判定。つまりどれだけの値を出せば成功になるか分からない判定である。使用頻度はGMの好みで変わる。

ヨータ:〈読心〉かぁ。素振りで。

素振り=ここでは補正を一切使わないで振ること。「素の値で振る」の略であり、決してバットやカブトボーグを練習で振ることではない。
このプレイグループでは、この意味で「素振り」という言葉を使用することが多い。

ヨータ:(コロコロ…)14。うーん。

GM:ふむ……ではヨータ、君はその影から感じられた感情に、少し戸惑いの様な物が見えた気が……した。それはまるで恐怖する様な何かだ、その真意が分からないが。
影はしばらくすると立ち上がるだろう。

ヨータ:では傷口を見よう。

一同爆笑

サン:ガン無視ワロタw

あかり:この人で私達のSAN値が下がるぅ!

サリア:ぶれないスタイル、嫌いじゃないわ!

ヨータ:初めて動かすキャラで、手探り感はあるね。

GM:傷口はパッカリと腹を切り裂かれている感じだ、中には肉の塊…そう、胎児がそこにあり、頭をナイフで串刺しされているような形だ。
勿論の事、助ける事はできないだろう。血によってちゃんとした判別できないが、上記の様な感じだ。

ヨータ:「……見事ですね」 思わず溜息が出ます。

影(NPC):「……」
見事、なんて言葉を聞いても影はあるのかすらわからない眉を動かす事は無い。
そして、気づけば影は消えていった。周りにはまだ霧が残っていた事だろう。

ヨータ:「ありがとうございます、これで良い日々が過ごせそうです」
そう言ってから立ち上がって、
「さようなら」 と死体になった友人に言って帰ります。

PL爆笑。また、ボイセ+テキセだが、少し前からGMの声が聞こえなくなり、打鍵音のみになる

あかり:通報とかは!?w

ヨータ:明日の朝でも良いかなって……

サン:いいわけ無いんじゃないのw

サリア:無いんだよなぁ……w

GM:はい、帰ろうとした瞬間。

「ちょっと、待ちなさいよ」

そんな声が聞こえたような気がした。

ヨータ:聞き覚えのある声ですか?

GM:いいえありません。ですがその口調には聞き覚えがあります。
男性か女性か、わからない声、そこを見下すと―――女性の身体から切り離された右腕が、小指を親指で地面に足を付けて、中指を目にし、手のひらから口が生えている……そんな軽く気味の悪い生命体が居たことだろう。

ヨータ:「……何ですかコレ」

???(NPC):「何ってあんたが見捨てた友人に決まってるじゃない、ちょっと、この口調もう忘れたぁ? にしても本当によく無視してくれたわね、死体に笑顔で手振る人なんて初めて見たわよ」

ヨータ:「ああ! さっきはいい感じでしたよ。ああいうのですよ、僕が思い描いてたのは……というわけで、僕はこれから一つ書こうと思うので、それじゃあ」

サリア:コイツ、この状況でも帰ろうとしおるw

友人?(NPC):「確かに悪くなかったけど! 恐怖が染みて寧ろ気持ちがよか……って待って待って! せめて待って! 少なくとも目撃者としてYDFにでもなんでも良いから被害届け出してよ!?」

ヨータ:「え? ああ、どうせ誰か通ると思ったので、その人が通報するかなと……ああそうか、そこから更にYDFから他の被害状況聞いて、参考資料を上手く見せて貰って……分かりました、ちょっと待って下さいね。もしもし、YDFですか? ちょっと素晴らしい、じゃなくて大変な場面にあってしまいまして……」
ピポパッと携帯端末を弄ってから、友人っぽいものに向かって続けます。
「ああそうだ。貴方の最期はきちんと僕が形にして、世に出すので安心して下さいね」

友人?(NPC):「いやいやいや、私ちゃんと生きてるから、もう戻れないけど一応生きてるからね? 一応私ダリって名前があるんだけど……あ、あと、せめて可愛い女の子にてねっ……っていうか! あんたこれからどうすんのよ……もしかしてこのまま私とあの影放置?」

ヨータ:「だから、今通報したじゃないですか。ついでに貴方も証拠物品として提出してあげますよ」

ダリ(NPC):「それ……私ちゃんとした扱い受けられる? はぁ……まぁいいかしら、私としてはあの影、真犯人問い詰めたいし」
さて、しばらくするとYDFのパトカーの様なサイレン音が聞こえてくるだろうね。ヨータはこれからどうするかな?

ヨータ:「……じゃあ、真犯人と一緒に取材しますか? 僕も動機や殺し方のコツも聞きたいですし」
とかダリさんと会話しつつ、じゃがり○食べながらYDF待ってよう。

ダリ(NPC):「あら、まさかの犯人へのインタビュー? さすが作家ね、あの作品集私好きなんだから……ちょっとじ○がりこ一つくれない?」

ヨータ:「その体で食べれるってのも恐ろしいですね、今度どういう能力か教えて下さいよ。SF書けそうですし」 食べさせてあげよう。

GM:そしてやがてYDFが近づいてくるだろう。そんな会話をして君達はYDFとの接触する事になるだろう。
ヨータとしては真犯人探すのであれば、ここでYDFから情報を聞くのに〈話術〉10で判定する事が可能だろうが、どうするかな?

ヨータ:聞こうかな、素振り (コロコロ…)あ。

このシステム、判定で6の目が出る度にダイスを振り足すことが出来るが、最初のロールのタイミングで1が出ると、追加でダイスを振り、その出目の分達成値をマイナスしなければいけない。

ヨータ:聞き覚えのある声ですか?

GM:YDFがダリにビビりました。

勿論何も訊けません。

ヨータ:「この程度で驚いててどうするんですか。話にならないなら、帰りますね」
あとでYDFに自分の足で行くかな。

GM:はい、ではダリと一緒にYDFへと向かうとそこから色々と話を聞ける事でしょう………
はい、無条件で次のサリアとあかりの二人のシーンの最後に合流させてもらいましょう。

ヨータ:なんかすまんのーw

GM:まぁまぁGMとしては面白い動きを見れたのは問題ナッシン

実際はわりとアドリブでパニックだったそうです。
気の置けない仲でかろうじて許されるムーブなので、あまり褒められた行動では無いですね。

Prologue2