最終章 愛すべきではない貴女へ

GM:《8ターン》入る前に回復する?

サニー:する、【PP回復】Lv1をします (コロコロ…) 4。

ルナ:まだ使うの……?

ラーヴァ:【ラボ1】に移動してダクトで【倉庫】まで行くよ

GM:あいよー、特に判定は要らない! ただちょと埃っぽいかも!>ラーヴァ

ラーヴァ:「けほっけほっ……。精密機器扱ってんならこういうところも掃除しとけよぉもう!」

ルナ:【ラボ2】の部屋を調査するよ

GM:部屋は〈察知〉〈観察眼〉8

サニー:椅子を調べ直します。AE【画竜点睛】【コンセ】Lv3を宣言。PP5全消費で140%。
サニーは自身も機械であり自己メンテの技術も行う想定があると思います。その自己プログラムに組み込まれている機械管理技術を利用してより入念に調べます

ルナ:ひええ……

ラーヴァ:そこの情報拾ってくれるのはありがたいけど……そこまでする?

サニー:……夢の140%だぜぇー!

ルナ:だけどさぁw

GM:おk、補正1上げよう、振ってー

サニー:ありがとうございます

ルナ:こっちは〈察知〉素で振るよ… (コロコロ…) よーし成功!

サニー:(コロコロ…) よし、大成功、で……(コロコロ…) あー (コロコロ…)

ルナ:死んでるー!

サニー:蘇生回数は (コロコロ…) 4回かぁ

ルナ:4多いなあ……

ラーヴァ:とくにサニー

サニー:4ぬなってことやろ

ラーヴァ:なっほど?

GM:――ではサニー。君は装置を入念に調べて気づく。
これが【精神集積装置(マインドダウンローダー)】という、かつてとある科学者が開発したといわれる幻の技術であることを。
【人の脳に直接物理的に接続し、中から生体情報や記憶情報を抜き取る】という危険な装置。人間の脳髄をPCに見立て、データを抜き取る代償に使い潰してしまう倫理感の欠片もない悪逆非道な装置である。ダディ達がかつて語っていたのを君は覚えていたのだ。

サニー:ダディ達がかつて語っていた。

ルナ:ダディはなんでも知ってるなあ……

GM:人間の脳みそってスパコン並みって言うじゃん? じゃあ実質脳みそってPCじゃん?
じゃあ! データも出し入れできるはずだよね! ただUSB刺すとこないから新しく開けちゃおう! という悪魔的発想

ルナ:前半は電脳でやってるけどさあ……

ラーヴァ:クソかな?

GM:ちなみにルナはこの部屋なんか辛気臭いと思いました

ルナ:ふええ……

サニー:「へー、これがか……」 確信したところで床にずり落ちます。ドシーン

ルナ:「……何もないわ……ってサニー?!」 移動権使ってサニーくん【蘇生】したいです

サニー:ありがとう……ありがとう……

ルナ:【蘇生〈技術〉】+【コンセ】2で判定します、これで消費80の暴走129%!

GM:どうぞー

ルナ:(コロコロ…) よし!

GM:復活!

ルナ:(コロコロ…) HP1!

サニー:ありがとぉ、ありがとぉ

ルナ:「まったく、機械の手当てなんてやったことないわよ……!」 無理くり頑張ります

サニー:では再起動します!

GM:丁度起きたところで《ターン9》!

サニー:「……あ、これチキン落ちたな? 悪いなレディ助かった……で、間に合うか? てかなんで時間押してまで起こしたんだ?」

ルナ:「……助かっただけでいいのよ。間に合わせるのよ、いくわよ!」 怒りながら移動だ!

サニー:「お、おい悪かったって。チキンが落ちて時間消費したのが問題なのは分かった、今度から無理はしないっての」
落ちたという怒りポイントを反省しながらついていきます。チキンも移動ですよー。

GM:ファクトリー2でいいよね?

ルナ:イイヨ!

サニー:ハイ!

ラーヴァ:こっちは備品調べて【サクランボ】ドーンします!

GM:備品は〈観察眼〉〈察知〉〈技術〉8

ラーヴァ:〈技術〉で【コンセ】8 (コロコロ…) ハァイ

サニー:30超え……

ルナ:ふえええ……

GM:では君は因子の妖精に出会った

ルナ:さよならシリアス

ラーヴァ:因子の妖精がシリアスな線の濃い顔をしてるかもしれないだろう! あきらめるなよ!!

ルナ:それはもはやギャグなんだよなあ……

GM:『ウチは因子の妖精……あなたに力を授けましょう……妖精ルックスのラーヴァちゃんも可愛いでしょ♪さっすがもう一人の僕! とか思ってるのはわかってるヨ☆』 バナナの皮が喋った!?

サニー:シリアスかもって言ったのは誰だ?

ルナ:あー、もうメチャクチャだよ

ラーヴァ:「…………」無言で引きちぎります

GM:引きちぎられたバナナの皮は因子に姿を変えました。ついでに君は備品の中から【消費無効化武装】を手に入れました! 好きなのを選んでね! ちなみにここは何度でも遊べるぞ!

ラーヴァ:これって逆に因子が2や1のってもらえない?

GM:無理

ラーヴァ:じゃあ持ってるやつと入れ替えとこ

ルナ:新品に取替えかあ……

GM:つやつやしてます

GM:あともう一直線だろうしスキップしまーす!

ルナ:ハーイ

サニー:おk

ラーヴァ:うっすー

サニー:あ、ルナにナイフ1本渡しときます 「上で万一お出迎えがあったら困るから持っとけ」

ルナ:「……そうね、ありがとう。助かるわ」 眉を潜めてましたが、受け取ってもとに戻ります

サニー:「で、レディハーツ。どうだった? こっちは中々クールな椅子と……これだな」 義肢見せながらカクシカしますよ

ラーヴァ:「目的は達成、かな。現実は突きつけられたけど」 チップを眺めながら情報共有

サニー:可憐な義肢だよ。とっても綺麗なすごいやつだよ 「成程な」

ルナ:「……そう。」よかったとも気の毒とも言いません

ラーヴァ:「にしても、姉の仇だと思ってたモノが一部姉だったとはね。たはは、予想外だね」

サニー:「となると……おねーちゃんとして仲良く暮らすENDか?」

ルナ:「…………」黙ってラーヴァのほう見てます

ラーヴァ:「それでボクが納得できればハッピーだったのかもしれないけどね。あれ姉じゃないし」

サトー(NPC):「皆さん、お話の途中ですが、エレベーターが来たようです……行きましょう」

サニー:「…………。成程な。オーケイ、お前ら、ほら乗れ乗れ」

ラーヴァ:「はいはい。乗り過ごしたら怒られちゃうからね」

サニー:サニーとサトウの疲労組がドア側で肉盾位置な!

ラーヴァ:あ、課長のマスク拾っといたことにしてもいいですか?

GM:いいよー

ルナ:「……どうあれ、終わらせかたはあなた次第よ。手伝えることがあれば教えて」 小さく息を吐いて乗り込みます

GM:君たちを呑み込んだエレベータは、ゆっくりとその口を閉じる。伏魔殿を脱出した君たちを待っているものとは……?

――あなたと過ごしていて、だんだんとわかってきたの。

何故、私があなたに目を留めたのか。
何故、私があなたのお姉さんに目を留めたのか。
何故、私がずっと頂点(ここ)にいるのか。

きっと私は飽いていたのね。

【資料】を読み漁り、解き明かそうとすることに。
そしてもっと簡単に、【答え】を知る術を見つけ出し、
それが出来る人を探していたのでしょうね。
ああ、考えただけで胸が躍る。

私の中に眠る【何か】は、いったいどんな形なのかしら。
美しいのかしら、輝いてるのかしら、それとも醜悪なのかしら。

いずれにせよ、それを知ることが出来た時、きっと私は人間として完成するの。

……たとえそれがほんの一瞬、最期に至る刹那の間であったにせよ。

期待しているわラーヴァ・ロード。貴方なら、きっと……

――【私を壊死(オシエ)てくれる】わよね?

―――――
―――

シミズ(NPC):「どうやら――【賭け】に勝ったのは俺の方だったみたいだなぁ――― なあ、社長?」

GM:エレベータを開いた君たちの前に立っていたのは、信じられないといった表情を浮かべるドルイドと、別れる前と変わらぬニヤケ顔を浮かべるシミズ、そして……そのシミズの後頭部に銃を突きつけながら、静かに君たちを見つめるカレンだった。

ドルイド(NPC):「……馬鹿な。下には影夜叉がいたんだぞ」

シミズ(NPC):「だーから言っただろぉ―― あんたの弱点は人を信じないことじゃなく、【一つのものを信じ過ぎる】ことだと――― この世に絶対なんてもんも完璧なんてもんも、ありゃあしないんだよ――」

ラーヴァ:「ただいま~。あっ、社長さんお久しぶりです☆これ、いらないんで返しますね」
課長のマスクを足元に投げます

サニー:「いやー、ヤベー奴だったよなぁ」 コッコッコ、勿論過去形だ!

ドルイド(NPC):「……貴様ら、自分が何をしているのかわかっているのか? ハガルに弓を引くということは、ルーンを……上層全体を敵に回すと同義なんだぞ……!?」

ルナ:「前にも同じようなセリフを聞いたわね。」

ラーヴァ:「それに先に手を出してきたのはそっちだし。正当防衛でしょ?」

サニー:「上層テンプレートかー。覚えとくわ」

カレン(NPC):「……問題ないわ、ドルイド。見たところ彼らは満身創痍、私一人いればこの男諸共【処理】出来る」 そう言いながらカレンは二丁の拳銃を構え、片方をシミズに、もう片方を君たちに向ける。

シミズ(NPC):「さぁて、勇者諸君――― そういうわけで最後の試練だ――― どうやらこいつらはこの期に及んで自分たちの正義を疑わずにいる――― この分からず屋の氷の女王様と裸の王様を篭絡させる為の何かを、【伏魔殿】から見つけて来てはくれたんだろうな―――?」

GM:……さて、GMからも君たちに問おう。この状況下で有利に交渉を進めるための何かを、君たちは獲得しているだろうか?
もし君たちの手にそれがあるというのなら、是非見せてもらいたい。見せつけてもらいたい。

ラーヴァ:「そりゃあね。こうして戻ってきたのに手ぶらーなんてそんな恥ずかしいことはないよぉ……というわけで【偶像造り】に熱心なそこのお爺さんに一番効くやつ持ってきちゃった☆」

ドルイド(NPC):「―――ッ!!?」

カレン(NPC):「【偶像】……? 何を言いたいのかしら。」

ラーヴァ:「あっ、そっか。カレンさんは知らないんだよね。真実を、ことの真相を」

カレン(NPC):「……教えてもらえるかしら、ラーヴァ・ロード」

ドルイド(NPC):「聞かなくていい!ただの戯言だ!」

ラーヴァ:「んーそうだなぁ。改めてこんにちは、カレンさん。ラーヴァ・ロードです☆どうぞよろしくおねがいしますね」 右手を伸ばします。

握手しようぜ

ルナサニー:おぉー!!!

カレン(NPC):「……いいわ、乗ってあげましょうか。」

GM:カレンはシミズの頭を銃の握り手で殴ると、そのままつかつかと片方の銃を構えたまま歩み寄る。額を割られたシミズは脳震盪を起こしているようでよろめき地面に手を膝をつくも、その顔から薄ら笑いが消えることはない。

ラーヴァ:そっちは頼んだ

カレン(NPC):「……カレン・アンダルシア。どうぞよろしく、そしてさようなら。」 彼女は君の手を握り……

――素早く払いのける

カレン(NPC):「……今の記憶は何?」 彼女の表情は変わらないが、何処か血の気が引いているように見えなくもない。

ラーヴァ:ニヤリと笑います
「見えた通りですよ。ボクがこれを言葉で説明したところで信じてくれないでしょう?」

カレン(NPC):「……馬鹿げているわ。私が造られた存在だなんて、私が人でないだなんて。絵空事よ。虚言よ、妄想よ。……あなた、私にどんな能力を使ったの?」

ラーヴァ:「えっ?」

カレン(NPC):「あっ……」

ラーヴァ:「やだなぁ。ボク、エスパーですよ? 天下のカレンさんにボクの力が効くわけないじゃないですかぁ?」

カレン(NPC):「……あなたは何か勘違いしている。あなたの見てきた資料は全てそこの男の作り上げたまやかしよ。彼はあなた達を利用し、ドルイドを誅殺し社長の座を奪おうとしているの。可哀そうね、利用されているとも知らずに」
冷静に、しかし何処か急いだ様子で言葉を並べるカレン。君は彼女を覆う氷の壁が少しずつ溶けていくのを感じるかもしれない。

ラーヴァ:「そうですね。可哀そうですね、利用されてるとも知らずに……」

カレン(NPC):「ふざけないで。今この場を支配しているのは私よ」 銃を突き付けるカレン
「私は誰にも利用されない、私は誰にも支配されない。支配するのも利用するのも私。私なの」

ラーヴァ:「そりゃ、そういうふうにプログラムされてますからね」

カレン(NPC):「私は人間だ!」

GM:ドルイドは2人の様子を黙って、しかしかなり動揺した様子で見ている。

ラーヴァ:「じゃあ試してみます?」

カレン(NPC):「……何ですって?」

ラーヴァ:「ここにやばーい麻酔薬と解除薬があります。詳しいことはボクの中を見たなら解りますよね。
これは【人間】にしか効かないんですよ」

カレン(NPC):「……私に死ねというの?」

ラーヴァ:「そんなことは思ってないですよ。だからちゃんと一緒に解除薬も渡します」

サニー:「おう、じゃあこれでどうだ? コイツが解除薬使わなかったら、案内人としてお供させてやるよ。いいな?」 ラーヴァの頭に銃突き付けます

ラーヴァ:「人か人でないか……試す覚悟が貴女にありますか?」

カレン(NPC):「………………」 

「……貸しなさい。後ろの鶏頭は引いていただいて結構。私の決断に水を差さないで。」

ラーヴァ:「はぁい☆」 渡すぞぉ

サニー:両手を挙げて下がります

カレン(NPC):「…………」
渡された薬を両の手に持ち、じっと見つめるカレン。手に持っていたはずの拳銃は、いつの間にか地面に転がっている。

「……私は……」 震える手で麻酔薬を握るカレン。使い方は既に知っている。彼女の迷いは、それとは別にあるのだろう。

「……………………ッ!」

――カレンが薬を自らの心臓に打ってから、10秒が経過する。未だ、カレンの身に変化は起こらない。

―――30秒が経過する。カレンの身に変化は起こらない。にも拘わらず、カレンは自らの胸を押さえ、息苦しそうにしている。【これは明らかに麻酔薬の症状とは異なる反応だ】。

ラーヴァ:ニッコリして見てます

カレン(NPC):―――――50秒が経過する。カレンの身に変化は起こらない。にも拘らず彼女はしゃがみこみ、顔を両手で覆いぜえぜえと荒い息を上げている。

―――――――70秒が経過する。カレンの身に変化は起こらない。

――――――――――

100秒が経過する。カレンの身に変化は起こらない。

――――――――――――――――――――――――――――――

.
5分が経過する カレンの身に 変化は 起こらない
.

ラーヴァ:「…………」

カレン(NPC):「……………………………………………………………………………………」

「……ッ!!!」

GM:カレンは突如起き上がり、自分の左胸を右の手で殴りつける

カレン(NPC):「止まってよ! 止まってよ!!! 私の心臓!!! どうして止まってくれないのよ!!! 私は!!! 私は!!! 人間なのに!!! 生きているのに!!!」

カレンは、殴り続ける。黒いドレスから覗き見える鎖骨は折れているのか青くうっ血し、拳の皮も破れ血が出ている。

カレン(NPC):「なんで!!! なんでよ!!! こんなに痛いのに!!! 血だって出てるのに!!! 人間なのに!!! 人間なのに!!!」

ラーヴァ:「……解除薬、必要ありませんでしたね。あわよくば戦力を一人削れるかなぁって思ってましたが、残念ながらそうはいかなったみたいですぅ」

「だって、人じゃなかったんだから……」

GM:その言葉を聞いたカレンは目の前の君に縋りつき、震える声で叫ぶ。

カレン(NPC):「私を殺しなさい! 早く殺して!! 殺せ!!! 頭でも心臓でも首でもどこだっていい! 刺して、撃って、砕いて、燃やして、絞めて、殺してよ!!! 私は人間だからすぐに殺せるわ!!! お姉さんの仇なんでしょ!!? 殺してよ!!! 私を人として殺してよ!!!」

ラーヴァ:「え?嫌ですよ。」

カレン(NPC):「なんで!?なんでよ!!?何で殺してくれないのよ!!!」

ラーヴァ:「ボクに姉が殺せるわけ無いじゃないですかぁ……ねぇ、お姉ちゃん?」 一部姉だもの

カレン(NPC):「黙れ黙れ黙れ!!! 私は私だ!!! カレン・アンダルシアだ!!! カレン・アンダルシアなんだぁああああ!!!!」
カレンは顔を歪めて絶叫しながら掴みかかり、ラーヴァを押し倒そうとしてくる。
フレーバーだから避けてもいいし一旦マウントとられてから頃合い見てするりと抜けてもいい

ラーヴァ:喰らいましょうか

GM:ではカレンは荒い息のまま君の上に馬乗りになり、君の襟首をつかんで睨みつけてくる。その感情は、君には窺い知れない。

カレン(NPC):「……なんで、抵抗しないのよ……」

ラーヴァ:無言で目を見てます

カレン(NPC):「…………どこまでも、私を惨めにさせる気なのね。ラーヴァ・ロード。」

「――私は、敗北を知りたかった。
自分と同じ高みまで上がってきた人間と全力で競い合い、全てを出し尽くし、そして敗れたかった。私の限界を知りたかった。きっと、その先には自分の中の何かを見ることが出来ると思っていたから。負けることでこそ、得るものがあると信じていたから。だからこそ、私は絶対の女王であり続けた、在り続けていたんだと思っていた
……でも、こんな負け方はしたくなかった!こんな形で、人として終わりたくはなかった!私の知りたかった私(カレン)が、私の何処にも存在しなかっただなんて、私は何者でもなかったなんて!空っぽだったなんて知りたくはなかった!!!
私が人でないというのなら! 私が何者にもなれないというのなら!!!……」

「――――私がこれまでに壊してきた人は、いったい何の為に壊れていったの……」

ラーヴァ:「そりゃあ、無意味ですよね☆」

カレン(NPC):「…………」

「そう、よね」

「……ごめんなさい。」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

GM:……それからのカレンは、ただ空を見上げて只管に同じ言葉をつぶやくだけの存在になってしまった。まるで壊れた玩具の様に。

ラーヴァ:「あれ?壊れちゃった。
おかしいなぁ。真実を教えてあげただけなのに。ボク的にはカレンさんはむしろ被害者だと思ったんだけど……」

ドルイド(NPC):「……そんな……私の【偶像】が……神になるという私の野望が……」

ラーヴァ:「ま、いっか。苛め辛かったしーぃ。
あ、これ世間に公表します?知名度上がってきてるでしょうし、タイミング的には今じゃないですか?!」

ドルイド(NPC):「き、貴様……!!!」

GM:と、憤るドルイドの肩が、ぽんと叩かれる。

シミズ(NPC):「お疲れ様ですわ社長―― お前も、お前の人形も、これで終わりだなぁ――」
シミズは、狼狽えるドルイドの手に、カレンが落とした拳銃をハンカチで包んで優しく渡す。
「プライドの高いあんたのことだ、敵の手にかかって死ぬのはつれえだろーー? せめて、最期は自分で幕を引くといい―― 良かったな、念願の神殺し達成だ――」

ドルイド(NPC):「…………」 シミズの言葉を受けた老人は、怒りに満ちた様子でわなわなと震える手で拳銃を握り、己のこめかみに銃を突きつける。
「まったく、大したものだ……愛人でもない女一人の為にここまで躍起になるとは、ファンという人種はおs

シミズ(NPC):「違うな、【熱狂的なファン】だ」

――エントランスに、一発の銃声が、響き渡る。その発生源は【シミズの隠し持っていた拳銃から】だった。

ラーヴァ:これMVPシミズさんでは……?

ルナ:NPC卓でござったか…

サニー:「…………」

シミズ(NPC):「―――あ~あ~参ったなぁこりゃあ――― 【特別監査室の業務を果たすべくドルイドの悪行を摘発しようとしたら、思わぬ反撃にあってしまい已む無く発砲してしまった】ぜぇ――― でもこれは流石に正当防衛だと思うが――― いやぁ参った参った―――」

「―――という筋書きでこっちは片づけておく――― 祝勝会は、まあ後程ってことにしようや――― お前らがここに居るのがバレると色々拙いだろ――」

サニー:「え、何言ってんだ社長殿よぉ。ここにはそもそももうアンタしかいない、だろ?」 帰る準備しますよ

シミズ(NPC):「ああ、そりゃそうだった――― いやあ参った参った、どうやら随分酒が回ってるみてえだ――― 仕方ねえから事前に寄越しておいた迎えが来るまで飲みなおすかぁ――」
そういって、シミズは君たちに背を向け、再び応接用のソファに座ってワインをグラスに注ぎだす。

「いやぁ――― 今日はいい夜だなぁ―――」

GM:あ、ラーヴァは〈観察眼〉6どうぞ

ラーヴァ:ほい、素でいこう (コロコロ…) はい

GM:大成功。では君は、シミズの前においてあるグラスが【2つ】あり、片方のグラスの横には【赤いカード】が置いてあることに気づいてもいでしょう。

ラーヴァ:これは熱狂的なファンですねぇ

サニー:ファナティックですねぇ

ルナ:最後までカッコイイまま逃げ切りましたねえ……

ラーヴァ:「ふふっ、……姉さんは幸せものだなぁ」 見ないふりをして帰りましょう


―――かくして、君たちはハガルカンパニーを後にした。上層第二位の巨大企業で起こった一晩の騒動、そして同時に明らかにされた数々の事実は上層のみならずユグドラシル全域を震撼させ、連日大々的に報道されることになった。【ハガル社長ドルイドの狂気的な研究】、【その結果生まれた恐るべき人造人間(フランケンシュタイン)】、そして【身の危険を顧みずに単身正義を断行し、愛する会社を巨悪の手から救い出した英雄シミズ】。
物語にしてもあまりにも出来過ぎな一連のドラマは、ユグドラ庶民の格好の話のタネとなったようだ。

ラーヴァ:これ結局協力という名の利用をされたようなものじゃねぇか。後でお小遣いせびりに行こ。

ルナ:草

サニー:元からそんな感じの約束だったで

ルナ:真の英雄のセコさよ

…………そして、これはその後の噂ではあるが、どうやら【所有者】を喪った【女型アンドロイド】は、フラメルに【押収】され、現代科学ですら及ばぬオーバーテクノロジーを少しでも解明し未来のユグドラの発展へと活かすべく、【研究対象(モルモット)】として第二の活躍の場を与えられたとのことらしい。

ラーヴァ:やった!無意味じゃなくなったね!

サニー:ハイブリッドでさえないんだもんなぁ

女性型アンドロイドはその美しい容姿も買われ、研究目的以外にも連日様々な部署で様々な【仕事】に従事させられているとのことだ。基本的に命令にも忠実で暴走の危険もない、更にはメンテナンスも殆どいらないと、比較的研究員間の評判はいい、のだが……一つだけ、困ったことがあるという。

――どうやら、アンドロイドは毎晩決まった時間になると、【泣く】のだという。ある時は肩を震わせ号泣し、ある時は子供の様に癇癪を起し、ある時は、鉄格子の突いた窓から天を眺め、静かに頬を濡らしているのだという。毎晩毎晩、まるで複数の人格が切り替わるかのように、異なる様子で泣くのだという。

研究員の間ではこのエラーを何とか究明すべく、解体も含めた大規模メンテナンスを計画中らしいが、余りにも特異な身体構造をしているため、二の足を踏んでいるというのが現状らしい。……なんにせよ、それの夜泣きはしばらく止むことがなく、当直の研究員は気味の悪い夜を過ごすことになるのだろう。……少なくとも【それの中身が完全に解析され切るまで】は。

―――これにて、1人の君主の物語はひとまず終わりを迎える。……しかし、これはあくまで【始まりの終わり】だ。君が混迷極まる芸能界の君主となるまでの物語を紡ぎ終えるには、余りにも尺が足りなすぎる。名残惜しいとは思うが、ここは一先ず幕を下ろし、次なる番組に進むとしよう。


GM:――キャンペーン第2話【偶像(アイドル)なので】、本編終了です!お疲れ様でした!

サニー:おつかれー!

ラーヴァ:お疲れ様でしたー

ルナ:おつかれさまでしたー


第三部 -第三章-   終幕 及び 予告編