最後にサンの導入シーン。
『コンディションロール』でHP・PP共に9を叩き出す。『シーンチェック』は7と安定した数値を見せ、良好な滑り出しとなった。
GM:では、サンの導入シーン描写を始めていきますねー。
サン、君は今日もまた喧嘩相手を求めて珍しく中層にやってきていた。下層の殆どとは既に戦った経験があるからだ、ちょっとした気分転換という意味でも中層にやってきてたのであった。
さて、そんな訳だが君はまず中層のどこをほっつき歩こうとするかな?
※注:よく見るとサンの在住は中層。だが何故か皆サンのホームグラウンド=下層のイメージがついていた模様。
サン:じゃあ一番強そうなアリスやらレオンやらがいそうなライラックホームに特攻しようとしてます。
ヨータ:開幕とんでもねぇ。
サリア:多分負けそう。
GM:ふむ、では君はライラックホームに特攻しようとするが……その前に一つ、悲鳴が聞こえただろうね。その悲鳴は君にとって良い喧嘩相手だった者の声だ。
サン:名前はダリかな?
GM:いいえ、他の者ですね。名前はキィとでも名づけましょう、犬耳犬尻尾をつけていた筋肉質の女性でした。
サン:おkおk。悲鳴を聞くが否や、なりふり構わずそのほうへ全力ダッシュします。途中にいる人とか物とかぶっ飛ばすけどもうキィのことしか考えてないです。
GM:OK、ではそんな所でサンには〈俊敏〉目標12で判定どうぞ!
サン:【コンセ】3、END。
サンは固定値22のダイスロールで難なく大成功。因子ダイスを入手しつつ声のする方に向かうことが出来た。
GM:サンはその瞬発力で音のした方へと向かうと、そこには皮膚を何度も切り刻まれ跡を残しているキィ、その目の前にはナイフを持った黒い影が居るだろう。
勿論の事、君はすぐさまその間に割って入る事が可能だ。
サン:棍の先端から弾丸を射撃し、影を攻撃するぞぉー! ちなみに表情は激おこぷんぷんサル。
GM:ふむ、ではその弾丸を受けて影は大きく横へと飛んだだろうね。キィは君を見て驚いている。
キィ(NPC):「サン……アンタ、なんでここに……!?」
ちな結構お腹膨らんでます。そろそろ出産近いんじゃないかというぐらい。
サン:「お前の声が聞こえたからに決まってんだろ!」
キィを庇うように前方に立ち、棍を振り回して構える。
GM:影はヨロヨロと立ち上がり、サンを見ると顔を傾げるだろうね。
サン:「てめー、これ以上キィになんかするってんなら喧嘩じゃ済まさねーぞ」
犬歯剥き出しにして影を睨む。
影(NPC):「…………グギ」
そんな声を出す、どうにも調子が悪いと言った具合だ。
GM:気づけばナイフはその手に無いのだ、先ほどのサンの攻撃で落としてしまったのだろう。
サン:地面に落ちてる感じ?
GM:地面に落ちているね。
サン:おkおk。行動を起こす前に、〈察知〉で相手のことをなにか理解できないかな? 【強度感知】的なサムシング。
GM:ふむ、では【強度感知】で……〈察知〉or〈観察眼〉で目標値10でどうぞ!
【強度感知】とは、相手のデータの開示を要求できるAEのこと。開示の範囲はGM裁量なので、GMの性格が大きく出る部分。
ちなみにこのセッションを行った当時はAE化していなかったため、PP消費無しで行えた。
サン:〈察知〉、AE無し。
この当時、SSの計算式に敏捷が関わっていた。PLの間で『SS敏捷改訂』と呼ばれるルール変更前のキャラシである。そのため、敏捷特化しているサンの、この時点での〈察知〉は20。ファンブルさえしなければ倍差である。
なお、現在はSS計算式の変更により〈察知〉が17まで下がっている。それでも充分高い数値なのは言うまでもない。
サン:(コロコロ…) 23(ドヤ
ヨータ:安定してるなぁ。
サリア:流石特化PCやで。
あかり:【強度感知】任せられるのは大きいよねー。
GM:つええ! ではサンはその影が、その挙動がそれなりに喧嘩に慣れているという事が分かっただろう。人にかなり近い形だ。実際今も君を見て、備えているのか拳を構えている。
……そして。影は、ゆっくりと足から消え始める。
サン:ほうほう。じゃあサンはこう判断するよ。
(今はキィの身の安全が第一だ。暴れてもしキィを守れなかったらやべー。相手がそのまま消えてくれんのならそれでいい。相手も喧嘩の心得があるみてーだしな)
棍を構えたまま、警戒を解かずに対峙したままでいる。背後にいるキィには絶えず意識を向けている。
GM:……しばらく時間が、静寂を保ったまま過ぎる。
やがて、影も完全に消える。再度現れる気配はもう無いだろう。それに安心したのかサンの背後に居るキィから大きな息が吐かれる。
キィ(NPC):「はぁ……助かったよサン、どーもこれじゃ動きづらくてねぇ……」
サン:「赤ん坊産むまで大人しくとけってんだアホ! なんだあの変なのは!!」
怒ります。ウッキー。
キィ(NPC):「知るか! 私だってちょーっと旦那が居ないから買い出しに出た程度でこんな目にあったんだ! あいつが何なのか知るか!!」
アホ言われて怒り出す。ワンワン。
ヨータ:犬猿の仲。
キィ(NPC):「というか本当になんだったんだあいつ……最近殺人事件があるっていうかそんな話聞いてたけどアレかぁ? もしかして」
サン:「ハァ!? 知ってて出かけたのかよ! ホント馬鹿だなおめーはよ!!! で、その事件ってのはなんだ!!!」
キィ(NPC):「うっせぇ馬鹿猿!! 私だってこんな身体じゃなかったらアレぐらい気にしてないわ!!! で、事件ってなに!!!」
サン:「知らん!!!」
あかり:ダメだこいつら……
キィ(NPC):「……とりあえず旦那と連絡取ろうかしら、YDFから話とか聞けるでしょ」
クールダウン。
サン:「おう、そうだな……怪我大丈夫かよ? お腹打ってねーだろうな」
こちらもクールダウンし、傷の具合を眺める。
キィ(NPC):「大丈夫に決まってんでしょ、喧嘩してる時ずっと気にしてたんだから……それよりあんたも気をつけなさいよ? もしかしたらアレに目を付けられたのかもしれないんだから」
サン:「へっ、逆に望むところだぜ。お前の分もぶん殴ってきてやんよ。お前が安心して子供産めるようにな」
言いつつ、影が落としたナイフを拾うよ。
GM:「はぁっ!? 何言ってんの、あれは私がお返しいだだっ!?」
と、立ち上がろうとしたが痛みでしゃがみこんでしまうだろうね。ナイフ拾ってオッケーよー。
サン:おっと。
「無理してんなよ。お前だけの体じゃないのは、俺なんかに言われなくても分かってんだろ」
キィに肩を貸すよ。声色は穏やかだよ。
キィ(NPC):「……あぁ~……ムカつく。ちょっとサン、私がちゃんと産んだら一発喧嘩の相手してくれない? ものすごく何か殴りたい気分」
肩を貸されて立ち上がるだろう。
サン:「たりめーよ。だから全力で休んでろ」 ニカッと笑う。
キィ(NPC):「ハハッ、その方が清々しいしね」
GM:そうして君とキィはとりあえず安全な場所へと向かう事になるだろう。そこでキィの夫が迎えに来たり、YDFから色々と話を聞くうちにサンは中層の『病院』と『事件現場』の事を教えてもらっただろうね。
サン:おkおk。
GM:さて、他にやりたい事はあるかな?
サン:特にないかなー。
GM:ふむ、ではそんな感じで次のシーンから本格的な探索になります!
サン:はーい。